これまで撮った写真の中から、トロントで夜景が特に印象的な場所をご紹介してみようと思います。
冬が長いトロントは10月頃から日没が早くなりますので、CNタワーなど屋内から眺める場合はこの時期が見頃。屋外の場合、特にトロントアイランド島は夏限定になります(それ以外だと、ちょっと寒くて大変)。
第一位は、CNタワーの展望台から眺めるダウンタウンの夜景。上の写真は POD と呼ばれる最上階のミニ展望台から金融街を見下ろしたところ。右側に線路が見えているのはユニオン駅。写真の上が紫になっているのは、タワーのイルミネーションが反射したせいです。
これは一つ下にある通常の展望階からの眺め。
2018年より展望階の窓が床から天井までの大きなものに変わりました。そのため、以前より迫力のある景色を楽しむことができます。これは夜景ではありませんが、夕暮れの景色もきれいです。
少し離れた場所からの CN タワーもきれいです。列車が通過する時を狙うと、ヘッドライトの光線がきれいに出て、また違った味わいが生まれます。
CN タワー:
http://www.cntower.ca/
ダウンタウンからフェリーで10分ちょっとで到着するトロントアイランド島。写真はカナダデー(建国記念日)に上がった花火のシーン。
簡単なものでいいので、三脚を立てて長時間露光をチャレンジしてみてください。湖に映る光がきれいですよ。
先ほどの CN タワーと同様、夕暮れ時もきれいです。
トロントアイランド島へのフェリースケジュール:
https://www.toronto.ca/explore-enjoy/parks-gardens-beaches/toronto-island-park/all-ferry-schedules/
マニュライフセンターの高層階にあるバーからの夜景は、昔から大変有名。食事をしなければ入れないので、写真を撮るためにはちょっとお金がかかりますが、美しい夜景は印象的。この写真は、手前に見える半円形の双眼鏡の上にカメラを乗せて、少し眺めの露出にしています。
One Eighty:
http://www.the51stfloor.com/
クリスマスは、トロントでもっとも夜景映えする時期。ここ数年、ヨーロッパスタイルのクリスマス・マーケットは大人気です。ツリー点火式の時が1番の盛り上がりになるので、その時を狙って写真を撮りに行くのも良いでしょう。
Toronto Christmas Market:
http://torontochristmasmarket.com/
「TORONTO」という大きなサイン(通称3Dサイン)ができてから、記念撮影のスポットとして有名になりました。夕暮れ時がドラマチックできれいです。
アイスリンクがオープンとなるトロント公式クリスマスツリー点火式後は、まさにカナダというシーンを撮ることができます。正面からもいいですが、この角度も印象的です。
3Dサインは時間で色が変わりますから、こんなポップな色合いになることもあります。