【搭乗記】エアカナダ、トロント〜羽田直行便ビジネスクラス

トロントと東京を結ぶエアカナダ直行便。今回は、ビジネス・クラスについて書いてみたいと思います。

この記事の目次
空港から機内に入るまで

エアカナダはカナダのフラッグシップ・キャリア。

トロント国際空港では、エコノミーとは別に、フロアのいちばん奥に専用のカウンターがあります。羽田空港の場合は、エコノミーの並びになります。どちらも空いているので、チェックイン手続きはあっという間。その先のセキュリティー・ゲートと出国手続きは同じですので、ビジネスだからと言ってあまり遅く空港に着くのはオススメできません。

セキュリティー・ゲートを抜けて高速エスカレーターの終点に、ビジネス専用「メープルリーフ・ラウンジ」があります。入り口でチケットを見せて奥へ進むと、

サンドイッチなど軽食と飲み物コーナーがあり、

その奥がラウンジエリアです。

シャワールームがあります。

エアカナダで羽田/成田空港からトロントに帰る時に利用できるのは、共同運行のANAラウンジ。

ここはお食事をはじめ、トロントと比べるとサービスが格段に違います。

お酒は日本酒、洋酒ともかなりのセレクション。

グラスを置いてボタンを押すだけでビールを注いでくれる機械。

海外に出る直前に、日本のカレーも食べられます。

こんな風に食べ続けると、機内で食事が取れなくなってしまいますね・・・

機内へは、優先入場。行列に並ばずに乗り込む事ができます。

フルフラットシートについて

足をゆったりと伸ばせるシートは、長時間のフライトでも窮屈さがなくリラックスできるので、体の疲れが違います。

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現在では777と787両方で、このタイプのシートに統一されました。

座席には、クッションとブランケット(白)、スリッパ(グレー)、アームレストにはアメニティキットとお水が置かれています。

アメニティ・キットの中身はこんな感じです。

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座席のコントロールは、アームレストのタッチパネルで。左のボタンを押すと、予め決まったシートの形にすることができ、シートの矢印ボタンでは傾きを細かく変えることができます。

エンタテイメント・システムのコントロール

ビジネスシートで最も目を惹くのが、正面にある大きなディスプレイ。

エンタテインメント・システムのメニュー構成は基本的に全ての座席で同じですが、画面が大きいのでとても見やすいです。

テーブルは二つ折りになっていて、手前に引いて広げるとかなり大きくなります。

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一方座席に寝っ転がっている場合はディスプレイに手が届かないので、リモコンを使って手元で操作します。

機内サービス・ウエルカムドリンク

機内に乗り込むとすぐ、おしぼりとメニューが配られ、ウエルカムドリンク(ジュースにシャンペン、アルコール)のサービスが始まります。

ビジネスなので、エアカナダのロゴ入りガラス製コップで出てきます。ミックスナッツはお代わりすると温めてあるものがサーブされます。

機内サービス・ディナー2種
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メニューは座席に挟んでありますので、早速確認をします。

最初に出て来る夕食のチョイスを聞いてきますので、チキン/ビーフ/日本食から選んで伝えておきます。

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お料理はアペタイザー、メイン、デザートと順次進みます。

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デザートはシュークリームだったかな? 

デザートの前にチーズ。

チーズに白ワインをいただきました。

デザートは、キャロットケーキとフルーツ盛り合わせ。コーヒーをいただきます。

和食を選ぶと、アペタイザーがこのように出てきます。

なかなか手の込んだ料理が出てきます。

小皿料理はお酒のあてにちょうど良い感じです。

味付けが上品で美味しいです。

メインは、ビーフでした。お味噌汁とお番茶がつきます。

デザートはプディングとベイリーズ。

就寝。フルフラットシートは、やはり楽ですね。

機内サービス・朝食

朝食はおかゆをいただきました。

結論

さすがビジネスクラス、ポイントポイントで「余裕を持って」行動できるところが良かったです。12時間を超える長時間のフライトの場合、やはりフルフラットにできるというのは私のような年齢になってくるとそれだけでもビジネスにする価値はあると感じました。