没入感がすごい SHURE425 にワイヤレスアダプタをつけてみた

前々から使っていた高級ヘッドホンブランド SHURE の「SE425」。アップルの AirPods を入手してからすっかり出番がなくなってしまいました。絡まるケーブルから解放される便利さを一度経験すると、もう戻れません。

しまってあったSEイヤホンを再び取り出し、ワイヤレスに変身させる RMCE-BT1 BLUETOOTH アクセサリーケーブルをつけてみました。

この記事の目次

RMCE-BT1 概要

SEシリーズはイヤホンがケーブルから取り外しができる構造になっているため、既存のケーブルをワイヤレス対応のアクセサリーケーブルに変えるだけ。対応機種は、

SE215
SE215 Special Edition
SE315
SE425
SE535
SE535 Special Edition
SE846
SE215 Wireless
SE215 Special Edition Wireless

で、手持ちの425がリストにあることを確認。

セットアップ方法は簡単

ケーブル側とイヤホン側の・を位置合わせして軽く引いて抜きます。

あとは同様にして RMCE-BT1 側につけるだけです。

ケーブルにはバッテリーとコントローラー(音量変更や通話もできる3ボタン・リモート&マイク)がついているシンプルな作り。操作はこのコントローラーを指で押して行います。

ペアリングの方法は簡単。イヤホンをかけ、コントローラーの中心にあるポッチを指で押し続けると「パワーオン」というアナウンスがあるので、これで接続完了。続いて「バッテリー残量は・・・」と女性の声でアナウンス(英語)があり「ペアリングモードになりました」と続き「接続完了」という流れです。

もしうまくいかない場合は、iPhone などの機器で Bluetooth 選択画面を開き、接続させます。1台で2機種までペアリングができます。終了は同じようにポッチを指で押し続けると、サウンド音が2度鳴って電源オフ。

充電は、コントローラーにiPhone用チャージャーなどに繋げたマイクロUSBを挿して行います。

結論

装着感は、ケーブル時よりとても軽くなりました。

掛け方も中央にある楕円形のバッテリーを胸の正面に向ける方法と、右にまとめる方法の2通りに変えられます。

右にまとめる方法は、付属のクリップをバッテリーにつけてシャツの襟などに固定しておくことができます。この方法はスタイリッシュです。

カタログには15分のクィック充電で約2時間、最大8時間持続とあります。充電状況はオンにすると音声で教えてくれますが、公称よりは長く続くように感じます。クイック充電は嬉しい機能ですね。

高遮断性イヤホンと呼ばれるだけあって外からの音がほとんど聞こえないのは変わりませんが(公称90パーセントカット)、集中して作業したい時にはワイヤレスになってさらに没入感が増しています。部屋の中でこれをつけていると、テーブルに音楽プレーヤー(iPhoneなどですね)を残して歩き回っても途切れることなく音楽が聞こえて来るため、切れ目ない没入感を味わうことができます。機内など連続した騒音がある場所に長時間滞在する時には重宝しそうです。

装着感は AirPods より上。両耳をケーブルで結んでいますが取り回しに邪魔になることはなく、繋がっているぶん安心感が増します。また、ちょっと外したい時に繋がりっぱなし(AirPods は接続が切れる)なので、その点も使いやすいですね。

断線したらアウトですので、優しく取り扱いましょう。