寝る時に自動で iPhone を消してくれる機能のこと

先日行われたGoogleのイベント「Google I/O 2018」で行われた「Duplex」。話題をさらったのはA.I.アシスタントのデモンストレーションでしたね。

会場では歓声が上がりましたが、レストランに電話をかけて予約手続きを取る様子が、まるで人間が会話しているように行ったことが物議を醸しました。A.I.の発音・会話の間の取り方がまるで人間のようであったことから、電話を受けている人間が「A.I.だと知らされずに人間だと思って応対しているのはフェアではない」といった懸念でした。

確かに聞いていて、多少の違和感があったことは否めません。日々進化するテクノロジーが人間の予想を超えると、時として難しい問題が生まれるのだと感じさせる出来事でした。これを見ていて、そおいえば Siri はどうなっただろう? と話しかけてみると、ちょっと面白かった、というのが今日のブログの話題です。

まあ、現実はこうですよね。私がお願いしたのは、寝る時に音楽をかけっ放しにしておいて1時間くらいで消してもらえないか、というリクエストだったのですが・・・・アラームをセットしてどうするっ! と Siri にツッコンでしまいました。

お天気を聞けば上手に答えてくれるのですが・・・

結局人間の方が気を利かして、iPhone のタイマーを使って音楽を消すというのはどうでしょう? と考えて提案してみたわけです。そうすると、タイマーを出してきてくれますね。

このタイマー、終了時の設定で「再生停止」という項目があります。これをチェックしておくと、音楽でも YouTube でも何でも止めてくれるのです。こうしておくと、Spotify で寝る時の音楽を選び、このタイマーをかけておくと朝起きたら iPhone は消えている、というわけです。

音声入力は Siri だけでなく、キーボードのものを使うと LINE で文字打ちが面倒な時に便利ですよね。Duplex 程ではないにせよ、A.I.は少しずつ日常生活に浸透してきているようです。あくまで「人間が便利だ」と思う進化において受け入れられて行くのだとすれば、まだまだ長い年月がかかるのでしょう。