海外(トロント)在住で iTunes Movie と Amazon Prime Video を比較して分かったこと

新しいコンドに引っ越した際にケーブルの契約をハイスピード・インターネットのみとしました。
必要な情報は iPhone のニュースアプリで取れるし、一時帰国した時に録りためた番組を一気にブルーレイに落として持って帰ってくるので、テレビを見なくても特段問題は起きていません。

この記事の目次

スピーカーの性能が格段に上がった iPad Pro と iPhone X。本体のままでクリアな音を楽しむことができ手軽さが気に入り、Spotify と合わせて最近この2つのデバイスで映画を見ることが多くなってきました。

普段使いには大きいと感じていた iPhone X の画面サイズが、映画鑑賞となるとピッタリサイズ。寝転がって綺麗な画面で観ることができるので、気に入っています。今どきの電話はもう、電話ではなくなってしまっているのですね・・・

選んで映画を買うiTunes

さすがに老舗だけあって iTunes ストアの画面デザインは優れています。

最新の映画、カテゴリーや値段での検索もできて、映画を買って見るシチュエーションでは最強でしょう。

日本の番組があるAmazon Primeのオマケのプライムビデオ

オンラインで買い物をする関係で昨年の7月頃に会員になった Amazon Prime。特典(オマケ)としてついてくる Prime Video は、ちょっと古めの映画(洋画)がアップされていて、一通り見たら飽きてしまいました。

それは今もあまり変わらないようです。オマケですから、しょうがないですよね。

一方、オリジナルのTV番組の充実ぶりは眼を見張るばかり。どれを見れば良いのかわからないほど沢山あります・・・・

実はこのTV番組のセクションをずーっと下までスクロールして行くと、一番下に「Japanese Series」というカテゴリーがあります。昨年はアニメばかりだったのが、松本人志の「ドキュメンタル」、米倉涼子の「Doctor-X」が加わっているのを発見。

さらに驚くのは、「内村さまぁ〜ず SEASON2」がひっそりとアップされていること。海外でこのリストを見るのは不思議ですが、好きな番組だったので嬉しかったです。

まだまだ少ないですが、今後番組が増えることを期待したいところです。

TVアプリで一元管理

この番組を発見したおかげで、Amazon Prime Video が復活。2つのサービスで映画や日本のTV番組を見ることになってしまいました。別々は面倒と言えばそうなのですが、それがそうでもないのですね。

アップル純正のTVアプリをインストールしておくと、これら2つのデータが1つのアプリ内で見ることができることを知りました。

設定>TVで Amazon Prime Video アプリを「TVに接続」させておくと、いちいち2つのアプリを開かなくてもここから映像にアクセスできるようになります。

上のスクリーンショットはTVアプリのホーム画面。両方のデータが登録されていますね。これは iPad Pro ですが、iPhone も一緒です。

映画の見方も様々。このブログを書いている今は、昨晩観た「Black Panther(2018)」をかけながら映画を PIP(ウインドウを小さくしておく機能)にしています。小さなウインドウは適宜場所を変えることができるので、作業の邪魔になりません。

これまで映画や番組はテレビで見るのが当たり前で、日本語チャンネルがなかった20年前のトロントでは、日本食料品店に入ってくるビデオカセットにダビングされた1カ月以上前の番組をレンタルする、というようなこと「だけ」しか日本の番組を見ることはできませんでした。思えば、一時帰国時にブルーレイに録画した番組を落とすのは、この習慣に似ていますよね。

Amazon Prime Videoを見ていて、ネットに繋がってさえいれば誰もがどこででも(海外にいても)好きな映画やテレビ番組を見るのがいよいよ「あたりまえ」になりつつあることに20年の時代の隔たりを感じると共に、録画やダビングは早晩時代遅れになるのだと感じています。