iPad を普段の暮らしの中心にすえるようになり、使い勝手を良くするために様々な試行錯誤を繰り返す毎日。今回はスタンドについて書いてみたいと思います。
事の始まりは、この状態から。iPad を使う理由は、どこにでも気軽に持ち運びたいという日頃の要望から始まった事。近年特に「軽さ」ということに敏感になっています。このため、持ち運び前提となるとどうしても iPad mini をメインに据える感じになります。
持ち運び点数は最小にしてブログの下書きなどアウトラインを書く場合は、mini にケーブルを挿して使う形になります。最小にして最もコンパクトなのは、ある意味最強の Gherkin との組み合わせ。この場合 iPad はテーブルに直置きでキーボードはその手前に配置しますから、作業する時は若干 iPad を覗き込む形になります。
もう一つ普段から使っている分割キーボードの Minidox を持ち運びたい場合、容積は増えますが持ち物の点数はほぼ変わりません。
1)iPad 本体+キーボード
2)ケーブル3本
3)キーボードに供給するためのカメラアダプタ
4)充電器(外出時には、携帯用の電源パックAnker Power Core II 10000)
もともと iPad には、純正のスマートカバーと呼ばれる折り畳みスタンドが販売されています。これを利用すれば先ほどの iPad 覗き込み問題はある程度解消することができます。
「ある程度」と書いたのは、角度。あらかじめ決められた角度だけしか iPad を立てることができないのは難点で、長時間作業し始めると「もう iPad を少し寝かせたい」と最適な角度問題が起きてきます。
この角度以外は使えない仕組みですね。通常はカバーとしてほとんどかさばらない部分は持ち運びにグッド。私はほとんどしませんが、カフェなどでちょっとブログなどを書こうかというような時には、見た目が大げさでないのが利点ですね。
iPad Pro(10.5インチ)にはスマートキーボードがあり、便利さと手軽さで言えばこれが一番。ただこれをつけると結構な重量(477g+244g=721g)になってしまうのが玉に瑕。ちなみに mini4 はわずか298g。
そこでアマゾンで別なスタンドはないものかと「iPad スタンド」とキーワードを入れて検索すると、角度が自由に変えられるスタンドが数社から販売されています。
私が買ったのは Anker のもの。手に持ってみると、以外に作りがしっかりしていて重量感があります。上に見えているのは iPad mini。コンパクトながらしっかりとホールドしますので、横置きならば mini でも Pro でも大丈夫です。
角度調節はこのボタンを押すだけ。自由に変えられるところが気に入りました。
さて気に入ってしばらく使っていると、また気になる点が出てきてしまいました。このスタンドはテーブルにじかに置きタイプのためほぼほぼ安定しているのですが、分割キーボードを接続した時にケーブルとぶつかってしまい、最適な距離を保てないところが気になってきました。
せっかくなので、この高さ問題も解決できて iPad とキーボードの間隔を最適にできるようなスタンドはないものかとさらに調べてみました。
そこでマルチアングル・スタンドなるモノを発見。
3つのプレートから構成されていて、開くと角度と高さを同時に自由に変えられるスタンドに変身。これは良さそうと思い、早速ゲット。
このスタンドを使うと、iPad の下にスペースを取ることができるため分割キーボードから出てくるケーブルに無駄なテンションをかけることがなく、自分とディスプレイとの距離を自在に変えることができるようになります。
iPad を目に近い場所に置くことが可能になるばかりではなく、スタンドの置き台のところに切り込みがあるため縦置きも可能。小さなディスプレイの iPad mini でも見やすくなりグッドです。
重量感はありますが、折りたたむとコンパクトになります。
他にもスタンドを探してみましたが、これ以上のモノは出てこなかったので当面スマートカバーも含めて3つを使い分けることで解決を見出しました。
1)スマートカバー〜最小にして持ち運びたい時
2)アンカーのスタンド〜持ち運びで少し長めの時間打ち込みたい時
3)3つ折りスタンド〜家での普段使い
これまで旅行にはラップトップを持っていくのが常でしたが、気にいる自作キーボードが完成した上に使いやすいスタンドが見つかりましたので、今後はさらに iPad がメインになりそうです。
手元には iPad Pro と mini4 の両方がありますが、普段にブログを書く程度なら iPad mini で充分。ブログに必要な写真編集はアプリ版のアドビ Lightroom モバイルを。コストは必要なことと割り切ってクラウドを 1TB に増やし、ハードディスクからの卒業を計っています。