トロントからナイアガラの滝観光の際に便利な WEGO バス。2019年5月の観光シーズンを前に、ひととおりのおさらいをしておきたいと思います。
ナイアガラの観光シーズンは5月〜11月
ナイアガラの観光シーズンは春(5月初旬)〜秋(11月)の7カ月。ナイアガラの観光船(ホーンブロワーあるいは霧の乙女号)の開始・終了時期と重なります。
お天気が良く気温が上がるのは6月初旬からですが、観光シーズンのスタートはビクトリアデー3連休(2019年5月18日〜20日)。
この連休から、 GO トレインの季節直通列車(後述)がスタートし、観光アトラクションのジップラインやホーンブロワー観光船も営業を始めているので、かなりな賑わいになります。
ナイアガラ観光に不可欠な WEGO バス
トロントからナイアガラに格安なアクセス方法は、バスあるいは GO トレインの季節直通列車の2種類。
おススメは GO トレイン直通列車。観光振興のため5月のビクトリアデー連休初日から10月の収穫感謝祭連休までの毎週末(金〜日)限定で、往復$30という格安チケットを販売しています。
この往復チケットにはWEGOバスの乗り放題チケット($9相当)に加えて、ナイアガラ・オン・ザ・レイク行きのシャトルバス往復チケット($7相当)がタダで付属していること。
このため、GO トレインでナイアガラは格安バスで行くより、トータルとして最安値になります。
チケットは事前にスマホで買っておけば、あとは画面に表示されるバーコードを乗車時に提示するだけ。トロントからの交通機関はこれ一つで済ませることができます。なおこの格安チケットの情報や買い方は、下記ブログを参照してください。
ナイアガラの滝行きバスの運行ルートとスケジュール
ルートは、色分け(ブルー/レッド/グリーン)された3種類(公式サイト)。ナイアガラ観光に最も使うのは、ナイアガラVIA鉄道駅/バスターミナルからカナダ滝前テーブルロックを結ぶグリーン線。
季節によって運行スケジュールが変わりますが、一番混み合う夏季(上のスクリーンショット)は午前9時〜午後10時半までほぼ9分おき(午後6時半まで)/15分おき(午後6時半〜終バスまで)に運行しています。
実際の運行は、混雑する昼どきは遅れがち。満員のためバス停を素通りということも起きますから、バスを待っているよりブラブラ歩いた方が早く着くこともあります。運行スケジュールの季節区分は以下の通り。
- 【冬季】2019年5月18日まで
- 【春/秋季】2019年5月18日〜6月下旬/9月初旬〜10月初旬
- 【夏季】2019年6月下旬〜9月初旬まで
夏季以外はさらに間隔が広がる間引き運転になりますので、注意が必要です。
WEGO バスの乗りかた、降り方
ユニオン駅から GO トレインで到着するのが ナイアガラ VIA 駅。駅舎を出たら、目の前に見えるのがバスターミナル。
WEGO バス乗り場は、ターミナル駅舎前。乗り場は、このサインが目印。南行きと北行きがありますので、ナイアガラの滝へ向かう場合は駅舎の目の前にあるここから「Green Line South(南行き)」に乗ります。北行きは、通りの反対側です。
バスは前乗り後ろ降り。乗車時にはチケットを運転席前にあるスキャナーにかざすか、うまくいかない場合は運転手に見せます。
車内はこのような感じ。
降りる時は、停留所手前でこのボタンを押します。
バスが完全に止まったら、ドアをこのように手で押すと開くシステム。
カナダ滝目の前のテーブルロック停留所。ここで降りると、滝はもう目の前です。
ナイアガラ・オン・ザ・レイク行きバスの乗り方、運行スケジュール
ナイアガラ・オン・ザ・レイクへは、グリーン線に乗り、Floral Clock(花時計=写真上)で降車。ここからNOTL 行きへ乗り換えます(公式サイト)。
ルートは上記の通りで、20分ほどで到着します。
ナイアガラ・オン・ザ・レイクの停留所。
ここは、ビジターセンターがありますので、必要であればパンフレットなどを入手可能。シャトルバスの待ち時間にも利用できます。
停留所は街はずれにあるため、無料シャトルバスに乗り換えます。
街の中心まで約5分。お手洗いのある中央駐車場に停留所があるので、帰りもここから WEGO バス停行きに乗りますので覚えておきます。
帰りもこのバスで Floral Clock(花時計)まで戻り、VIA駅あるいは滝に戻ります。
ナイアガラ・オン・ザ・レイク行バスの運行スケジュールは上記の通り。注意点としては、両バス停での発着は1時間間隔と結構空いていること。オン・ザ・レイクまで行くなら、あらかじめバスの時間とスケジュールをよく確認してから乗車することが大事です。