前回制作した minidox 改30%分割キーボードを、ロープロファイル・キースイッチに変更するのが、今回のテーマです。
作業は、前回作った基盤を元にスイッチだけ変更するだけです。幸い Kailh のホットスワップ用 Kicad データがあったので、多少変更して使わせてもらいました。
いつものようにシンセン(https://jlcpcb.com/)に基板を注文し、約1週間で到着。
作成に必要なスイッチ、ホットスワップアダプター、キーキャップ類は遊舎工房(https://yushakobo.jp/)とアメリカの Novelkeys へ発注。
都合が良いことに、Elite-C の第3世代(何となくお金持ち風の見た目)と
QMK のプロトンが在庫ありになっていたので、こちらも注文。プロトンは手にしたことがなかったので、興味津々です。
ホットスワップ用のパーツが小さい。
必要なアイテムが基板到着時に全て揃ったので組み立てて、完成。
スイッチは白/赤/茶の3色で、キーキャップは白と黒の2色を入手しました。
まずは赤軸から。
タイピングの感じは良く、クリック音が大きくなく使いやすい感じ。
次に茶軸に変更。赤に比べるとクリック音がない分静音ですが、タイプしたフィーリングはしっかりしていて打ちやすい。赤と茶色の差は若干の音の違い程度で、打っていると大きな差は感じられないかな。
白は一番騒々しいですが、赤よりカチッとしています。結局は白/右は赤としました。
初体験のロープロファイルは、自分にとって通常のスイッチと SA の組み合わせよりテーブルに近く、指と手首のポジションが新鮮です。
当然ながら非常に薄くコンパクトのため、持ち運びには最適でしょう。
完成です。